じいちゃんの川柳

じいちゃんは、昔から、何でも見たこと感じたことを歌にする。

その数は、測り知れない。とにかく、その辺のチラシの裏とか壁とか

至る所に書いている。んで、junが面白いのを拾ってきました。

春　　　　　　　　　　　　　　　　

１.老いて尚　ときめきの風　春の風

２．春風も　ババのパンティ　避（よ）けて吹く

夏

3．夏帽子　値札をつけて　歩きおり

4．炎天下　オクラばかりが　空を向く

　　　　　　　　　（オクラは、空を向いてなるのを知っていましたか？）

5．死ぬまでは　離れられない　影法師

年老いて・・・

6．昨日まで　またげた溝が　またげない

7．鬼もよい　おいでおいでと　開けて待つ

　　　　　　　　　　　（老夫婦だけの生活は少々寂しい）

８．人間を　続けるために　カメラ飲み

９．スーパーで　不意に会いたる　人の名の

　　　　　　　　　浮かばぬままに　挨拶して　過ぐ

　　　　　　　　　　　　　（こんな経験ありませんか～!?）

１０．よちよちと　ワルツもどきの　洗顔に

　　　　　　それから　二人の　今日が始まる

　　　　　　（御年配の寝起きは、足元がおぼつかず、危なっかしいものです(⌒ ⌒; ）

１１．同級生　今は老人　粗大ごみ

　　　　　　　　　　　（そんな～。ひ・・・ひどい！）

１２．行く先は　地獄と豪語　太っ腹

　　　（「おらは死んでも地獄に行ってやる！」　という何も恐れない気持ちを詠ったんだと…）

日常の中でのつぶやき・・・

１３．国民に　しわ寄せよりも　幸せを

１４．ふりむいて　あなたの笑顔が　欲しいから

１５．自販機の　釣りがあるかと　確かめる

１６．呑み助は　咲いても散っても　酒を飲む

１７．ルールなど　分からぬままの　サポーター

　　　　　　　（ただ大騒ぎしているスポーツの応援団を見て）

１８．父の日の　折込　母の日ほどなし

　　　　　　（そう言えばそうかな・・・？）

１９．我が金を　出すのに　身分証明書

２０．テレビ前　審判がいて　やかましい

豆まき編

２１．あ～不況　寝るしかないか　鬼とでも

２２．鬼は外　言われた鬼は　喜んだ

２３．鬼は外　心の鬼が　騒ぎ出す

２４．鬼の奴　投げた豆を　拾い食べ

心に残る歌、ありましたか？コメントはフリーｂｂｓへ。

　　　　　　　　　　　お待ちしています。　　　　弘務